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海星女子学院

2013/04/06: 半割りの桃って英語で何ていうの?

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桃の缶詰と言えば半割り(或いは半割れ)が定番ですよね。あのつるっと丸いのが可愛らしいのです。そこで疑問。「半割りの桃」って英語で何というのでしょうか?手元の和英大辞典には載っていません。グーグル翻訳でひくと「halved」という形容詞が出てきました。これで本当によいのでしょうか。

HALFは名詞です

先ほどのグーグル翻訳で訳出されたhalvedを形容詞として使って「halved peach(es)」でも、もちろん構いません。でも、レシピ上での表現としてもっと一般的でもっと洗練された言い方があります。halfを形容詞ではなく名詞として使った「peach half」がそれです。複数の場合はもちろん「peach halves」。「half」は名詞として「何かの半分」という意味でよく使われます。

「2 peach halves」って桃何個?

ここで注意していただきたいのがその数です。「a peach half」あるいは「one peach half」とは、半割りの桃が1つ、つまり、桃1個が半割れになっているのではなく、量としては桃1/2個分なのです。ですので、「4 peach halves」と言うと「桃2個、半割れ」ということになるのです。これは鶏のむね肉の数え方の回でも説明しましたね。ですので、もし日本語のレシピで「缶詰の桃2個分(半割れ)」とあるのを英訳する場合には「4 canned peach halves in syrup」となります。最後の「in syrup」ですが、日本でいう桃缶とは通常甘いシロップ漬けのものを指しますのでこの言葉を補足したほうがより正確に伝わります。桃以外でhalfをよく使う食材にオリーブがあります。オリーブの場合も同様に「6 oliive halves」などとすればよいです。これでオリーブ3つ分を半割れにしたものという意味になります。

写真:shot by Cape Daisee, April 2012. 神戸市灘区海星女子学院の桜





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